こんにちは、台湾ブロガーのCocoです。
台湾へ移住してもう5年たち、最初の一年間は語学学校へ通ったのもあり、言語は一通り話せるようになりました。
前回のコラムにも書きましたが、私は事前に中国語を習ったわけではなかったので、最初は一言も話せず・・・。言いたいことが言えず、もどかしい思いもたくさんしました。
そんな中で、最初の方にこれだけはマスターした!というフレーズを3つシェアします。
1. 很好吃/很好喝
- 很好吃【 hen(3) hao(3) chi(1) 】
- 很好喝【 hen(3) hao(3) he(1) 】
*カッコ内は声調
台湾へ遊びに来たり、こちらで生活するにはこの二つはマストです!
どちらも「おいしい」の意味なのですが、很好吃は「食べ物がおいしい」、很好喝は「飲み物がおいしい」の意味です。(スープも很好喝でOK)
食べ物天国の台湾!現地の方と仲良くなると、まず食事へ誘われたり、タピオカティーなどのドリンクを買ってもらえるという事がよくあります。その時に、お礼の意味もこめて、現地の言葉で「おいしい!」と言ってあげられると、それはもう非常に喜んでもらえます。(笑)
日本に来られてる海外の方が、日本語で「おいしい」と言ってくれたら嬉しいですよね。
この二つはマスターしておいて損はなし!
2. 太貴了
- 太貴了【 tai(4) gui(4) le 】
私が一番最初に台湾へ旅行で来たのは、小学生だった今から20年ほど前。
その頃は、夜市に遊びに行っても、必ず一度は値切るというのは鉄則でしたが、最近の台湾はかなり近代化しているので、外国人をターゲットにしたボッタクリは少なくなりました。買い物していても、すべてのものにきちんと値段がついているので、気持ち良く買い物ができます。
ですが、未だに少数ではありますが、観光地だと高い値段で売りつけようとする人もいます。
一度日本から来た友人と台北で一番大きな夜市に行った時に、カットしたドラゴンフルーツがプラスチックのカップに入って売られており、値段を聞いたら笑顔で「200元!(740円)」と言われたことも。スーパーでは40元くらいで一つ買えるのに、とんでもない値段です。
そんな時は、堂々と「太貴了!(高いよ)」と言いましょう!そうすれば、相手も少しひるんで値下げしてくれる・・かもしれません。(笑)
3. 對不起,我的中文不好。
- 對不起【 dui(4) bu(4) qi(3) 】
- 我的中文不好【 wo(3) de zhong(1) wen(2) bu(4) hao(3) 】
「ごめんなさい、私は中国語(台湾華語)がうまくありません」の意味です。語学学校で学び始めた最初の数ヶ月に、何度このフレーズを使ったことか。(笑)
街中で中国語で話して練習したい、けど早く返事されたら何言ってるか聞き取れない・・。
日本人もアジア人なので、ぱっと見で外国人だと分かってもらえない事も多く、少しでもこちらが台湾華語で話すと、相手の人は本気のネイティブの言葉で返ってきます。特に私は外見で日本人だと思ってもらえないので(香港人とかシンガポール人に見えるらしい・・)、これはしょっちゅうでした。
そんな時は、まずこのフレーズを言っておきます!
そうすると、ゆっくり優しく、簡単な言葉で、時には身振り手振りで話してもらえます。さらに、台湾の人は基本とっても優しいので、外国人ががんばって台湾華語を話してると感心してくれ、助けてくれます。
台湾で台湾華語を現地の人と練習したいのであれば、覚えておくと便利なフレーズです!
数年前にはなりますが、台湾で言語の学習をしていた欧米人のグループが、このフレーズがタイトルの歌を出しました。一時期は留学生の間ではものすごく有名でした。面白いので、見てみてください。