台湾散歩で人気講師として活躍中のFrederic先生が台湾華語の文法について解説する「日本人を困らせる台湾華語の文法を3分で解決」シリーズ。
台湾華語版、日本語版でお読みいただけます。
今回のテーマは「台湾華語の“要”の使い方」です。
まずは台湾華語版で読んだ後、日本語版を読んで、台湾華語の理解度をチェックしてください。
台湾華語の文法について理解を深めながら、読解力アップにもなりますよ!
日本人を困らせる台湾華語の文法を3分で解決 VOL.11
最近幾次,我們陸續介紹了華語中幾個助動詞的用法,
這次將持續介紹幾個常見的華語助動詞。
例如,有些日本朋友,對於華語中「要」和「想要」或是「願意」的差別有些困惑,
其實這幾個助動詞的用法,跟英語的「want」、「will」或是「like to」的用法很像,
但也不完全一樣。現在,就一起來看看幾個華語助動詞的用法吧!
我們都要買書(視聽華語一P92、P99)
中午,山本小姐和田宮小姐一起去吃中飯,吃完飯以後,
他們走在路上看到新書上架,就一起走進書店。
山本小姐跟店員說:「我想要買那本新書。」
在旁邊的田宮小姐接著說:「我們都要買那本新書。」
這裡的「要買」也可翻譯成「買わなければならない。」
如果用英語來看,可能比起日語更容易懂,
兩個句子用英語翻譯,就是
「I want to buy the new book」和「Both of us need to buy the new book」。
可能有人會說,能不能用「Both of us want to buy the new book」呢? 這裡就要思考一下,兩個用法的動機互相比較之下,哪一個比較強烈?
也就是說,如果「想要+動詞」是一種企圖想法,
但去執行時,就成為「要+動詞」,這時就有「需要」的意思了。
你敢不敢吃臭豆腐嗎?
山本小姐和田宮小姐買完書以後,走在路上聞到有點奇怪的味道,
他們走過去才發現,原來是新開幕的台灣料理店,
招牌上寫了「小籠包」、「臭豆腐」等各種小吃。
山本小姐看了之後問:「你敢不敢吃臭豆腐?」
田宮小姐回答:「我敢吃啊!」
說完,兩個人就一人買了一份帶回去。
兩個人回到辦公室,看到增田部長,
山本小姐對著田宮小姐說:「我敢說,部長一定不敢吃臭豆腐。」
前面一段「敢不敢」的「敢」用日語翻譯可以看成是
「勇気がある」或是「できる」的意思,所以「敢吃」也就是「食べられる」。
至於後面山本小姐說的「我敢說」的「敢」,
用日語解釋可以說是「自信を持って、判断を下す」的意思,
所以「...我敢說」用日語來說,就可以看成是「...と私は断言できる」。
後面的「不敢吃」,當然就是「食べられない」的意思了。
他不肯去出差
下午大家在會議室開會,討論這次輪到誰去出差的事情,
山本小姐問,「這次不是輪到田中先生出差嗎?」
這時,增田部長說:「田中先生的太太剛生小孩,所以不肯去出差。」
後來,田宮小姐舉手發言:「我願意替代田中先生去出差。」
華語中「肯」的用法很像日語的「肯んずる」,
有「同意する」和「承諾する」的意思。
換句話說,「不肯」也就是「不同意」的意思。
至於,後面田宮小姐說的「願意」,跟前面那句話裡面「肯」的用法相近,
用日語解釋,可以當成「望む」的意思。
總結
華語中助動詞的用法,非常類似於英語的助動詞,但畢竟是兩種不同的語言,所以還是有一些不同的概念跟使用方法。
而且,不論華語還是英語的助動詞,在日語的表現上會有不同的呈現方式,正在學習華語的日本朋友,一定要注意。
我們分別用了幾次的文章,介紹幾個華語常見的助動詞,希望大家可以比對一下英語的用法,一定有助於大家對於這些語法的了解。
・ ・ ・
続いては、台湾華語の”要”の使い方やその他の表現について日本語で読んでいきましょう。
日本人を困らせる台湾華語の文法を3分で解決 VOL.11(日本語)
ここ数回、私たちは華語のいくつかの助動詞の使い方を紹介してきました。
今回も、華語の一般的な助動詞について続けて紹介していきます。
例えば、日本人の方は、華語の「要」、「想要」、または「願意」の違いについて戸惑うことがあります。
実はこれらの助動詞の使い方は、英語の「want」、「will」、または「like to」と似ていますが、
完全に同じではありません。さあ、一緒に華語の助動詞の使用法を見ていきましょう!
我們都要買書(視聽華語一P92、P99)
お昼、山本さんと田宮さんは一緒にお昼を食べに行き、食事を終えた後、
新刊がショーケースに並べられているのを見かけ、一緒に本屋に入りました。
山本さんは店員に言いました、
「我想要買那本新書。」(私はその新刊を買いたいです)
そばにいる田宮さんが続けて言いました、
「我們都要買那本新書。」 (私たちはふたりともその新刊を買います)
ここでの「要買」は「買わなければならない」とも訳すことができます。
英語で見ると、日本語よりも分かりやすいかもしれません。
これらの文を英語に翻訳すると、
「I want to buy the new book」と「Both of us need to buy the new book」になります。
誰かが「Both of us want to buy the new book」を使ってもいいのでは?と言うかもしれないですね。
ここで考慮すべきは、2つの用途の動機を比べたらどちらが強いか?です。
つまり、「想要+動詞」は意図的な考えであり、
実行すると「要+動詞」になり、それには「必要」の意味が含まれます。
你敢不敢吃臭豆腐嗎?
山本さんと田宮さんは本を買った後、道路で奇妙なにおいを感じました、
そのにおいをたどっていくと、新しく開店した台湾料理店を見つけました。
看板には「小籠包」や「臭豆腐」などの様々な料理が書かれていました。
山本さんは尋ねました、
「你敢不敢吃臭豆腐?」 (臭豆腐を食べる勇気がありますか)
田宮さんは答えました、
「我敢吃啊!」(私は食べられます)
そして、二人はそれぞれ一つずつ購入して持ち帰りました。
二人はオフィスに戻ると、増田部長を見かけ、山本さんは田宮さんに言いました、
「我敢說,部長一定不敢吃臭豆腐。」
(私は断言できる、部長は臭豆腐を食べる勇気がないでしょう)
最初の「敢不敢」の「敢」は、日本語で「勇気がある」または「できる」と訳すことができます。
したがって、「敢吃」は「食べられる」を意味します。
一方、山本さんが言った「我敢說」の「敢」は、
日本語で説明すると「自信を持って判断する」という意味になります。
後ろの「不敢吃」はもちろん「食べられない」という意味です。
他不肯去出差
午後、会議室で会議を開催し、今回は誰が出張に行く番かについて話し合いました。
山本さんは尋ねました、「今回は田中さんが出張に行く番ではありませんか?」
その時、増田部長は言いました、
「田中先生的太太剛生小孩,所以不肯去出差。」
(田中さんの奥さんはつい最近赤ちゃんを生んだので、出張に行くことを承諾しないんです)
その後、田宮さんは手を挙げて言いました、
「我願意替代田中先生去出差。」
(私は田中さんの代わりに出張に行くことを望みます)
華語の「肯」の使用法は、日本語の「肯んずる」と非常に似ており、
「同意する」または「承諾する」という意味があります。
言い換えれば、「不肯」は「同意しない」という意味です。
一方、田宮さんが後で言った「願意」は、前の文の「肯」の使用法に似ており、
日本語で説明すると「望む」という意味になります。
まとめ
華語の助動詞の使い方は、英語の助動詞と非常に似ていますが、言語が異なるため、概念や使用方法にはいくつかの違いがあります。
さらに、華語または英語の助動詞は、日本語で異なる表現方法を持つことがあります。華語を学んでいる日本人の方は、これらの違いに注意する必要があります。
これまでのいくつかの記事で、私たちは華語で一般的な助動詞をいくつか紹介しました。
これらの使い方を英語と比較してみることは、文法をより理解するのにきっと役立つでしょう。