みなさん、こんにちは、ミアです!
中国語を学ぶ前に、こういう質問ありましたか? 簡体字と繁体字って、どう違うんだろうと。
実は中国語には「簡体字」と「繁体字」の2種類が存在しています。 国や地域によって使われる字体が異なります。 中国語を学習した最初のころに簡体字と繁体字をどちらを覚えるべきか迷う学習者もいると思います。
今日は中国語を勉強する前に知るべき点を紹介していきたいと思います!
最初に覚えていただきたいのは、中国、シンガポールとマレーシアでは簡体字が使われ、台湾や香港では繁体字が使われるという点です。
中国でも、元々長い歴史の中で「繁体字」が使われてきましたが、 国内での幅広い普及を目的として、ずっと用いられてきた漢字を簡略化し、1950年代に簡体字中国語が正式に誕生しました。 繁体字というのは、簡略化されていない従来の字体が使われています。
具体的な「簡体字」と「繁体字」の違いは一体なんでしょう。 3つのポイントにまとめさせていただきました!
簡体字と繁体字の違い、ポイント1:字体
この簡体字をご覧ください。
みなさん、最初に見た時、どんなイメージでしたか?
飛ぶ机のふうに見えますか?
では、繁体字のほうは?
なんとなくわかりますよね
飛行機です。
では、次の単語を見ていきましょう
あれ?これ、漢字のままじゃないですか!
そう、学校の字はこれです。
では、繁体字のほうは?
うわ、難しくなっていますね。
日本語の漢字は実は、繁体字も簡体字も両方混ざっています。
文字によっては繁体字がそのまま日本の漢字である時が多いそうですね。
繁体字が分かれば、繁体字から簡体字へは比較的簡単に頭で変換できますが、簡体字だと繁体字へは変換しづらいと言われています。
簡体字と繁体字の違い、ポイント2:発音
文字が違うってことは、もしかして発音も違うんですか?
という疑問を持ってる方もいらっしゃると思いますが、実は簡体字と繁体字はほとんど同じ発音です。
さっき例にした飛行機は「fēi jī」、学校は「xué xiào」、全く一緒ですね。
多少声調が違う場合がありますが、初めての方には問題にならないと思います。
また、台湾の中国語は「台湾華語」とも呼ばれています。
台湾華語の特徴としては、巻き舌音が少ないという点ですね。
中国語に慣れている学習者はもしかして、最初に台湾人の発音に聞き取りにくいかもしれません。
でも、逆に、台湾華語のほうが発音に関しては習得しやすいという声もあるようですよ!
簡体字と繁体字の違い、ポイント3:単語
台湾と中国では、同じ意味でも言い方が異なる単語が数多く存在します。
今日は一個だけ例にしたいと思います。
それがあいさつの「おはようございます」と「こんばんは」です。
「おはようございます」は中国語では「早上好(zǎo shàng hǎo)」。 「こんばんは」は「晚上好(wǎn shàng hǎo)」ですが、 台湾では「早安(zǎo ān)」と「晚安(wǎn ān)」なんです。
このように台湾で話される言葉と中国で話される言葉は、 日本語に訳すと同じでも表現が異なる場合があります。
これからもみなさんに色々紹介したいと思います。
簡体字と繁体字の違い、台湾のこと、台湾華語に興味があったら、ぜひ一緒に楽しくお勉強をしましょう!
最後まで読んでくださりありがとうございました🎵